がん5年生存率を初公表 厚労省
前立腺92.1% 膵臓11.8%
厚生労働省は14日、がんと診断された人の5年後の生存率を集計し、初めて公表した。部位別で15歳以上の5年生存率が最も高いのは前立腺の92.1%で9割を超えた一方、最も低い膵臓では11.8%と約1割だった。
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集計には、全国のがん患者の情報を一元的に管理する「全国がん登録」を用いた。2016年に新たにがんと診断された人の部位別の5年生存率は、前立腺が92.1%で最も高く、乳房(88.0%)や子宮頸部(71.8%)、大腸(67.8%)、胃(64.0%)なども高かった。
一方、肺(37.7%)や肝・肝内胆管(33.4%)、膵臓(11.8%)などは低く、がんの部位ごとに大きな差があることが分かった。
小児(15歳未満)の5年生存率は、リンパ腫・リンパ網内系腫瘍で95.7%、胚細胞性腫瘍・絨毛性腫瘍・性腺腫瘍で90.2%、白血病・リンパ増殖性疾患・骨髄異形成疾患で82.2%、神経芽腫・その他類縁疾患で78.5%、中枢神経系・その他頭蓋内・脊髄腫瘍で60.8%だった。
部位別や年齢階級別、都道府県別、診断年別(単年)などで症例数が少ない場合、生存率の推定値に統計的ばらつきが生じやすく、信頼区間が広くなる。そのため少数例の生存率の解釈には注意が必要となる。
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